暑い夏の日、看護師さんも先生もお昼の休憩に入ってしまって
いよいよってときに誰もいなくて
掃除のおばちゃんに頼んで先生を呼んできてもらったというエピソードは何度聞いても笑ってしまうけど
その時の音とか空気とか声とか表情とか、
もうその頃の母よりずっと年上になった私は、年々興味が増すような。
誕生日を迎えました。
ボルト選手が引退を決めた夏。
ずいぶんのんびり進む台風の日。
「8月8日」という誕生日を、とても気に入っています。
なんだか楽しそうで、いい。
年末に1年を振り返ったり、年明けに新たな宣言をしたりして「年の移ろい」を実感するように
「新旧の歳」を実感する誕生日は、大人になればなるほどとても意味深くて
こうして夜中にひっそりと、ひとりで想いに向き合うのにちょうどいい日のような気がしています。
「何か特別」が分かりやすいカタチとして無いと「特別じゃない」って感じてた頃がありました。
誕生日もクリスマスも記念日も、贈ることも贈られることも。
2017年8月8日は、なーーんの予定もありません。
「いつもと変わらない日常」だけがあります。
ただ、日々抱きしめていたい仕事があって
そんな私の仕事を、まるで自分の夢かのように応援してくれるダンナさんがいて
小学校に入学した途端、ツンデレが激しくなったリキトがいて
「人生3回目です」みたいな雰囲気を醸し出しながらも、よく体調を崩す繊細さ(?)を併せ持つえーたがいて
両親も姉妹もみんな元気で、
ただ、それだけ。
多くの幸せを手にしたんだなと実感すると共に
それでも、朝起きたときに「おめでとう!」と声を掛けてもらえなかったことに不機嫌になるなんて
まだまだまだまだ全然「出来ていない」んだなと、こっそり自分を笑ったり。
(↑今朝のエピソード。つまりこのブログは日をまたいで書いている。笑)
SNSで繋がっている、お会いしたこともない人からのメッセージは嬉しいのに
「今日、何の日?」と誘導してもらった大切な人からのお祝いには不満を感じるなんて
人ってなんて「期待」することが好きなんでしょう。
私が生まれた時間はまだだから、正確にはまだ生まれてないんだけど
やがて訪れる「喜びの時間」を、少し意識的に迎えようと思います。
そして今日からまた1年。
来年の今日を、今日より少しでも大きな気持ちで迎えられるように頑張ります。
私を応援してくれるみなさん。
期待してくれるみなさん。
いつも本当にありがとうございます。
そして私よ。おめでとう!!
2017年8月8日
コメント