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21時にしっとり読む「結婚式のおはなし」

STORY

Tomohiro&Yumi

サッカー競技場&レストランウェディング(名古屋市)

サッカー競技場でのウェディング

サッカーが生活の一部である智弘さんと、そんな彼を応援することが生活の一部であるゆみさん。おふたりが「ウェディングにサッカーを取り入れたい」と思ったのは、これまでの生活と、これからの生活にサッカーが大きく関わっているから。それ無しでは、おふたりの日常が語れないから。もしかしたら「珍しい」と言われるその舞台は、おふたりにとっては珍しくも何ともなく、ごくごく自然に候補に挙がった場所でした。

私に会いに来てくれるずっと前からおふたりは、自分たちに相応しいウェディングのカタチをイメージし続けていました。リサーチして、思い描いて、なんとかカタチにしたいと願っていました。初めてお会いした時、(その時は)決して口数が多い方ではなかったおふたりが話してくれた希望は、驚くほどハッキリしていて夢のあるものでした。サッカー競技場に何度も足を運んで、途中で軌道修正もして、3人で考えて考えて交渉を重ねました。「どうしてここで結婚式をしたいのか」それを書類にする必要がある時は昔の写真を探して経歴をまとめて、想いなどを綴りました。まつわるエピソードも添えたり。大変な作業だったけど、その中でよりおふたりのことを知ることが出来ました。

智弘さんのご実家は広島。ご両家の顔合わせは名古屋で行われました。その日お食事が終わる頃、少しだけ私もお邪魔しました。事前にご挨拶をしたいという気持ちと、サッカー場での挙式がどんなものになるのかきっとご心配もあるだろうという気持ちから。プランナーとして、責任をもってその日を創り上げることを改めてお約束しました。ある日、「ふたりのこと」とは直接書いてはいないけど、ブログに思いを書いたことがあります。そしたら智弘さんがコメントをくれて。普段の智弘さんはどちらかというとクールな感じで、私のブログをチェックしてくれてるとは思わなかったし、その記事が「そのこと」なんだと感じてくれたこととコメントを残してくれたことが本当に嬉しくて。いろいろ迷っている時だったけどもう切り替えて、結果、最善のカタチにしようって、絶対に「良かった」っておふたりに言ってもらおうって
強く強く、改めて思いました。おふたりの熱意が伝わって、前例の無いウェディングがカタチになろうとしていました。

12月のその日。季節でいえば真冬。なのに、どうしてあんなに暖かかったのか今でも不思議です。少し汗をかくほど。サッカーのチームメイトが早くから集合してくれて、会場設営を全面的にバックアップしてくれました。全てはお2人の人徳。なんて素敵な仲間に囲まれているんだろうと、普段その仲間に発信しているであろう人柄やエピソードを勝手に妄想していました。

「あの子がどこにいても、すぐに見つけられるのよ。」と、挙式後のお祝い試合を観戦しながら智弘さんのお母様が話してくれました。母親って、そうなんですよね。そうなんです。

たくさんのアイテムを用意してお2人を盛り上げてくれたご友人。1週間前に「協力してください!」と、ご連絡をくれた妹さん。「こんな雰囲気のパーティーがしたかったの!」と、控室に戻った時に言ってくれたゆみさん。「別に、緊張とかしないし。」と、どこまでもクールな智弘さんが見せた涙。お会いすればするほど、お話すればするほど、私はおふたりのことがどんどんどんどん好きになって、3人で知恵を絞ったあの日のことも、『企画書』を書きあったそのことも、ムービーのロケ撮りで垣間見た、ふたりの本当のやりとりも、あのニュースを聞いた瞬間の感動も、背中にCANOWのロゴが入ったユニフォームを見た時の驚きも、一緒に食べたケーキの美味しさも、どうやら私、忘れられそうにありません。

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