もう、可愛くて仕方ないんだな。って、貴美さんに笑顔を向ける功英さんを見る度に感じて、こんな風に愛おしく思ってくれる人との出会いってなんて不思議なんだろうと、何度も何度も。「こうしたい!」を強く持っていたわけじゃないけど、ひとつひとつの準備を丁寧に進めたふたりは、人柄を表すような丁寧な結婚式をつくり上げました。小さな「好き」を集めて、そこにゲストへの感謝と思いやりを添えて、そんな結婚式が自然豊かなこのゲストハウスにぴったり調和していました。ピアノの先生が「よしみちゃんは昔から…」とスピーチしてくださって、私が知ってる貴美さんは素敵な大人の女性だけど、そのずっとずっと前から愛情で包んできたたくさんの手がここにはあるんだと思うと、その日々を思ってちょっと泣けました。「自称・人見知り」のふたりと打合せを重ねる度にじわじわと距離を詰めていったその過程もまた、幸せな思い出です。